

ニキビ跡やけがの跡、火傷の跡の色素沈着。肌に合わない化粧品使用後にできた色素沈着などは、皮膚に炎症が起きた後、色素細胞が刺激され、メラニンが増加してできたものです。
通常半年から一年以内に消失するものですが、紫外線を受けることにより、濃くなっていきます。
また、炎症が軽度で真皮上層に限局しているのであれば、表皮にあるメラノサイトのメラニン産生が亢進して褐色の色素沈着が生じますが、強い炎症が生じた場合は角化細胞が崩壊して、角化細胞に含有されていたメラニンが真皮に滴落し、メラノファージが多くなって紫褐色の色素沈着が長期間に残存してしまいます。炎症性色素沈着は、炎症を生じる炎症の除去が最優先ですが、
出来てしまった場合は適切な方法で治療を受けましょう。

お肌の悩みで一番多いのは「シミ」です。
どうして「シミ」はできるのでしょうか?
「シミ」の原因となる「メラニン色素」を増加させるのは紫外線、皮膚への直接的な刺激、ストレス、ホルモンバランス、生活リズムの乱れ、食生活、体質などが挙げられます。
表皮の最下部にある「メラノサイト」は紫外線の侵入を防ごうとしたり、肌細胞を守るためのメラニンを作ります。様々な原因で多量に増えてしまったメラニンをメラノサイトは蓄えきれなくなり、表皮細胞にメラニンを放出します。
本来ならば、ターンオーバーによって押し上げられたメラニンは剥がれ落ちますが、基底細胞の活性が衰えることで代謝が悪くなり、表皮中にそのまま残り、メラニン色素が沈着して「シミ」となります。
■紫外線対策
日焼け止めには、クリームタイプ、乳液タイプなど、種類があります。
日常的に使う日焼け止めでしたら、紫外線吸収剤不使用のクリームか乳液タイプの物を選ぶと、肌に負担がかかりません。
SPF20〜25、PA++を普段から使用するようにしましょう。
ただし、外に出ている機会の多い人や、海や山に行く人は、紫外線も多いので、SPF50、PA+++を使うようにして下さい。
※SPF値・・・・・紫外線B波をカットします。
日焼けを何分防げるかの目安。SPF1で約20分間。
例えばSPF20で400分(約6時間)
PA値・・・・・・紫外線A波をカットします。
+ やや効果がある / ++ 効果がある / +++は非常に効果がある
日焼け止めクリームは、朝だけ塗るのではなく、一日に何度か塗り直すと効果的です。
そして、一日の終わりにはしっかりとクレンジング、洗顔をして、日焼け止めの成分を肌に残さないようにしましょう。
日焼け止めクリーム以外でも、帽子、日傘、サングラスを身につける習慣をつけましょう。
■ビタミンCの効果
メラニン色素を、もとの状態に戻すには、外側からビタミンCを使い、内側にもビタミンCを補うのが有効です。
ビタミンCを外側から補う方法ですが、ビタミンCのスキンケア製品は、不安定で肌に浸透しにくいので、ビタミンC誘導体が含まれている化粧水を選びましょう。
肌に浸透した後、肌の中の酵素の働きでビタミンCに変わって、メラニン色素の還元を行ってくれます。そのほかビタミンCは、メラニンの産生を抑制したり、活性酸素の除去、コラーゲンの合成を促進する働きもあります。
そして、シミのできにくい肌を作るためには、ビタミンCを体内から吸収することも大切です。
ビタミンCは、必要量を食事のみで摂取するのは、難しいのですが、できれば、サプリメントで摂取するよりも、食生活を改善し、緑黄色野菜を多く取り入れるように心がけましょう。
西の京病院 美容外科では光治療(ライムライト)、レーザー治療(ジェネシス)、Qスイッチルビーレーザーを積極的に導入しています。使用する機械の選択はシミの症状によって決定いたします。
「I2PL」とケミカルピーリング、超音波イオン導入を組み合わせてシミとくすみを効果的な治療もございます。
また必要に応じて美白外用剤(ハイドロキノン)の使用を行っております。まずはお気軽にご相談ください。
ライムライト
主に皮膚の表面に近いところのシミに効果を発揮します。
ジェネシス
表皮層から真皮層の浅い部分に働きかけるので、お肌のターンオーバーを促しながら、シミに効果を発揮します。
Qスイッチルビーレーザー
主に皮膚の非常に深いところのシミに効果的です。
I2PL
シミやくすみに非常に高い効果があります。
ケミカルピーリング
グリコール酸というお薬を使って、古い角質を取り除き、肌のターンオーバーを正常化させることで、皮膚の再生とメラニン色素を排出させます。
美白剤(ハイドロキノン)
ホームケアで使用して頂くお薬です。




